【電気屋さんが教える】お風呂のカビを「熱」で撃退!洗剤いらずの簡単カビ予防術
- コラム
「お風呂掃除をしても、すぐにカビが生えてくる…」 「換気扇は回しているのに、どうして?」 そんなお悩みをお持ちではありませんか?
実は、ユニットバスのカビ対策には、ちょっとした「温度」と「空気の流れ」のコツがあるんです。今回は、住まいの電気のプロである私たちが、今日から実践できる「電気屋さん流・カビ予防術」をご紹介します。
1. 実は今が「カビの旬」!? カビが一番元気になる条件
カビにも、一気にお家の中で勢力を広げる「旬」の時期があります。
- カビの旬は「春から秋」! カビが最も増殖しやすい温度は 20度〜30度(特に25度前後) です。 梅雨時期はもちろん、実は春先から秋口まで、お風呂場は常に「カビの旬」が続いています。さらに 湿度が80%以上 になると、カビは爆発的に増殖します。
- 「栄養」もたっぷり: お風呂上がりは、カビの好物である「皮脂汚れ、石鹸カス、ホコリ」がたっぷり。温度・湿度・栄養の3拍子が揃ってしまうお風呂場は、カビにとって最高のパラダイスなのです。
より詳しく知りたい方は「こちら」
2. カビの弱点は「50度」にあり!
カビは30度を超えると成長が鈍り、50度以上で死滅し始めます。そこで試していただきたいのが、お風呂上がりの**「50度シャワー」**です。
- 5秒で死滅: カビ菌は熱に弱く、50度のお湯を5秒間かけるだけで死滅させることができます。
- 皮脂汚れもスッキリ: カビの栄養源となる「皮脂(あぶら汚れ)」は、冷たい水では固まって残りますが、50度のお湯なら溶けてスルスルと流れ落ちます。つまり「殺菌」と「洗浄」が同時に行えるのです。
【電気屋さん流!エコキュート&シャワー活用術】
「設定温度をいちいち変えるのは面倒…」という方は、エコキュートの給湯温度をあらかじめ「50度」に設定しておくのがおすすめです。
混合水栓のレバーを「お湯側」いっぱいに回すだけで、すぐに50度のお湯が使えます。
実はこれ、浴室の壁だけでなく「シャワーヘッド内部のカビ」対策にも非常に有効です。
50度のお湯を数秒間通すことで、ヘッドの中に潜むカビ菌までしっかり死滅させ、常に清潔なお湯で体を洗うことができます。
カビ対策が終わったら、レバーを中央に戻すだけで適温に戻るため、非常に効率的です。 ※蛇口から直接熱いお湯が出ますので、使用中の火傷には十分ご注意ください。
3. 換気扇の効果を100%引き出す「ドアの法則」
「窓を開けて換気扇を回したほうが早く乾く」と思っていませんか? 実はこれ、逆効果になることが多いんです。
窓を開けっぱなしで換気扇を回すと、窓から入った空気がそのまま天井の換気扇へ吸い込まれてしまい、肝心の「床や壁の湿気」が置き去りになってしまいます。
- 正解は「窓を閉める」こと: 窓を閉め、浴室ドアにある「通気口(アンダーカット)」から空気を取り込むことで、床付近の湿気を吸い上げながら天井へと抜ける「正しい空気の通り道」が完成します。
- 夏場に窓を開けたいときは?: まずは窓を開けて熱気を逃がしましょう。その後、しっかり乾燥させたいタイミングで一度窓を閉め、換気扇を回す「2段階換気」が最も効率的です。
手間を劇的に減らす!プロ厳選「お風呂の清潔キープ」お助けアイテム
「知識はわかったけれど、もっと楽に綺麗な状態をキープしたい」という方へ。
当店がプロの視点で選んだ、カビに強く、家事の負担を劇的に減らす3つの解決策を詳しくご紹介します。
① 浴室換気乾燥機(バス乾)
〜「乾かない」を解決し、家全体を長持ちさせる〜
浴室を単なる「体を洗う場所」から「家事を助け、健康を守る場所」に変えてくれる設備です。
- 【メリット】
- カビを根源から断つ: 強力な乾燥モードで、カビの原因となる湿気を短時間で除去。お掃除の回数が劇的に減ります。
- ヒートショックの予防: 冬場の凍える浴室を入浴前に温め、急激な血圧変化による家庭内事故を防ぎます。
- 天候に左右されない洗濯: 夜間や雨の日でも、お風呂場が「乾燥室」に早変わり。外干しによる花粉や黄砂の付着も防げます。
- 【デメリットと対策】
- 光熱費がかかる: 暖房や乾燥はパワーを使うため、電気代が気になります。
- 設置コストがかかる: 設置状況にもよりますが、電気配線が必要な場合もあります。
- 【電気屋さんの視点】
「普通の換気扇から交換できるの?」というご相談をよく頂きます。既存の穴を活かせるモデルも多いので、まずは現地調査にお伺いします! - [ ≫ お見積り依頼はこちら ]

② くん煙タイプの防カビ剤
〜「見えない菌」まで除菌し、お掃除をサボれる環境へ〜
数ヶ月に一度、お風呂で煙を焚くだけで、天井裏まで丸ごと除菌できる便利アイテムです。
当社の従業員も使用している優れもの!
- 【メリット】
- 隅々まで届く: 銀イオン(Ag)などの成分が、手の届かない天井の隅や換気扇の内部まで行き渡り、カビ胞子を元から除菌します。
- 効果が長持ち: 一度使うと数ヶ月間はカビが生えにくい状態をキープできるため、家事の「貯金」ができます。
- 【デメリットと対策】
- 事前の掃除が必要: すでに生えている黒カビを消す力はありません。
- 対策: まずはカビを取り除き、先述した「50度シャワー」で除菌してから使用してください。「50度シャワーで今ある菌を叩き、くん煙剤で次の菌を寄せ付けない」のが最強の黄金パターンです。
- 【電気屋さんの視点】 使用中は換気扇を止めるのがコツです。成分がしっかり定着するよう、使い方の詳細は店頭でも詳しくお伝えしています!
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③ 節水&手元スイッチ付シャワーヘッド
〜50度シャワーを「安全・節約」に使いこなす〜
カビ対策の「50度シャワー」を毎日の習慣にするための必須アイテムです。
- 【メリット】
- 操作が安全: エコキュートの設定を50度にしても、手元でこまめにお湯を止められれば、出しっぱなしによる火傷のリスクを最小限に抑えられます。
- 水道・光熱費の節約: 高い節水効果があるモデルが多く、50度シャワーを実践しても、トータルの光熱費は安くなるケースが多いです。
- 【デメリットと対策】
- 水圧の変化: 節水タイプは「水圧が物足りない」と感じることがあります。
- 対策: 最近は「低水圧用」や「勢い重視」のモデルも登場しています。皮脂汚れを物理的に弾き飛ばす力がある、当店推奨のパワフルなモデルをぜひお試しください。
- 【電気屋さんの視点】 シャワーヘッド内部に潜むカビも、50度のお湯を通すことで一緒に退治できます。清潔なお湯を保つための最も手軽な投資です。
4. わが家のお風呂にぴったりの対策を一緒に考えませんか?
「うちの浴室、そろそろ寿命かしら?」「最新の設備に替えると電気代はどう変わる?」といった疑問に、プロの目でお答えします。
地域密着の電気屋さんだからこそ、設置して終わりではなく、その後の「使い方」まで丁寧にお伝えします。
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